« 2011年10月 | トップページ | 2012年4月 »

2011年11月

2011年11月22日 (火)

子どもの指吸い、その正体

生後1、2ヶ月の赤ちゃんは、自分の手の存在を知りません。

手に限らず、体の部位のどこも知りません。

生後2ヶ月を過ぎると、手足がよく動くようになります。

そうこうしているうちに、動かしていた手が視界に入るようになり、

手の存在に気づくのですが、まだ自分の手であることには気づいていません。

手を動かしながらじっと見つめているうちに、口に持って行くようになります。

最初は、的はずれでうまく口に入りません。

そのうちに上手に口に入れるようになり、手がおもちゃとなります。

こうして、その手が自分の手であることを知ります。

この時点で、指を器用に吸う子もいれば、こぶしごと入れる子、

2本、3本、4本と指を突っ込む子、色々です。

その後、手を口に持って行かなくなる子もいれば、しばらく続く子もいます。

この時期の指吸いや口に持っていくことは、特に気にすることもなく、

自然でいいでしょう。

指を吸ったり、手を入れたりすることで、何であるかを充分に確かめているのです。

この時に脳は活性化されて賢くなっていっています。

また、あごを鍛えることにもなり、よだれの分泌も促します。

よだれの分泌は、離乳食を進めることを助けます。

口の中を掃除してくれます。

生後初期の指吸いには、ちゃんと意味があるのです。

自然に見守りましょう。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

1歳を過ぎても指吸いが続く場合、気になるママさんが多いようです。

3歳以降のお子さんや一度吸わなくなっていたのに

また吸い始めたという年長さんなどのママさんもよく悩んでいる姿を見かけます。

3歳以降の指吸いは、歯並びなどに影響が出るということを

気にしているママさんが多いようです。

(私は、歯並びに影響すほどでもないと思っていますが…)

だから、ここで注意するのは、将来の子どものためと、

辞めるまで言いますよ!と話しています。

3歳以降の指吸いにもきっと意味があります。

落ち着く、気持ちいい、たいくつ、寂しい…色々だと思います。

いずれにしても、1つ言えることは、「止めなさい」と言えば言うほど、

激しくなるというこです。

これは、指吸いに限らずです。

「止めなさい」と大好きなママに何度でも注目される指吸いを

止めてなるものですか!子どもの心理はこんな感じです。

指吸いをしていれば、ママは自分のことを気にかけてくれるんだ。

子どもはこのように解釈するのです。

子どもの指吸いを止めてもらいたい場合は、

まず、指吸いに注目しないことです。気づいていないふりをするのです。

そうすると子どもは、指を吸っていてもママは振り向いてくれない。

と判断して、指吸いをしなくなります。

もう1つ、積極的に「止めなさい」と言うかわりに、積極的に子どもに話かけたり、

じゃれあったり、抱っこしたりして下さい。あっという間に指吸いを止めます。

指吸いに限らず、爪かみやチックなど、子どもの気になる癖や行動は、

同じような方法で解決することが出来ます。

だまされたと思って、試してみて下さい。

指吸いや気になる癖を受け止めながら、ママやパパが求められていることを理解して、

お子さんに接してあげて下さいね。

  

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 9日 (水)

子どものストレスコントロール、その日のうちに!

先日、某小学校の学校保健委員会の講師に呼んでいただいきました。

小学校4年生~6年生と保護者を対象にして、

ストレスをテーマに講話と実技をしました。

子どもたちに次の6つの質問をしました。

①お父さんやお母さんにスキンシップをしてもらっていますか?

②いっぱい笑うようにしていますか?

③その日のストレスは、なるべくその日に話していますか?

④栄養のバランスの良い美味しいものを食べていますか?

⑤お風呂に入り、少なくとも5分は浸かっていますか?

⑥夜の9時までには寝ていますか?

100人ぐらいいた子どもで6つの質問すべてにYESだった子は、2人でした。

まあ、そんなもんでしょうか!?

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

ストレスとは、悪いイメージがありますが、そうではありません。

ストレスとは、元々物理工学の分野で使われていた言葉で、

物の形が変化することを「ストレス」というのです。

だから、人で言うと、体の変化、心の変化のことを言います。

悲しいこと、痛いこと、イライラすることなどマイナスなこともストレス。

嬉しいこと、気持ち良いこと、わくわくなことなどプラスのこともストレスと言います。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

子どもたちにした6つの質問が達成出来ていれば、

心と体はかなりフラットな状態になります。

①のスキンシップ。子どもは、親に抱かれるだけで安心して、

強い心を身に付けることが出来ます。たくさん抱いてあげて下さい。

②の笑い。笑うことで、NK(ナチュラルキラー)細胞が活性化します。

NK細胞とは、ガン細胞を破滅させることで有名な細胞です。

また、色んな病気に対する免疫を高める働きがあります。

そして、気持ちをリフレッシュさせる働きもあるのです。

ストレスが大きかったり、長く続くと体内の免疫力も低下します。

また逆に免疫力が低下していると、ストレスに対する抵抗力も乏しくなります。

たくさん笑える環境を作ってあげて下さい。笑顔は気持ちを明るくします。

笑顔は、人間関係を良好にします。

③の話を聴く。良いことも悪いことも、その日のことはその日に聴いてもらえた子どもの

心は元気です。話すということは、わかってもらえる第一歩だからです。

しっかり話を聴いてあげて下さい。

④の食事。NK細胞と同じく、体内の免疫を高めたり、

ストレスに対する抵抗力を高めるために大切です。また、ストレスを受けると、

ビタミンCが特に奪われると言われています。

日頃から、バランスの良い食事とともにビタミンCの摂取に心がけているといいですね。

⑤のお風呂。お風呂に入って体が温まると、人間の交感神経と副交感神経がある中で

副交感神経が優位になります。

交感神経は、人を緊張させる働きがあり、副交感神経は、

人をリラックス(ちょうど良い状態)させる働きがあります。

この両方をバランスよく使えていることが大切です。

「嬉しい」も「イライラ」も交感神経が優位となっています。

お風呂で温まると副交感神経が優位となり、

心身ともにリラックス状態が作り出されます。

心と体をフラットな状態に戻してくれるのです。

そして、温かいお風呂は、潜在意識がお母さんの羊水を思い出し、

リラックスするのです。

どんな人も始まりは、お母さんの羊水の中です。羊水は温かくて柔らかいです。

その代わりが温かいお風呂であり、温かいスキンシップなのです。

ママやパパと一緒にゆっくりお風呂に入れたら最高に幸せなんでしょうね!

⑥の睡眠。夜の10時から夜中の2時までが、

脳(ノンレム睡眠)と体(レム睡眠)の両方の睡眠が一番深くなる時間帯です。

ゆっくり寝かせてあげましょう。

以上、これらの6つが達成されていれば、

ストレスをうまくコントロール出来ると思います。

風邪予防として、手洗い、うがい、マスク、栄養に睡眠・・・などに

気を付けている方が多いと思います。

ストレスも同じです。予防はとても大切なことです。

そして、ママ、パパは、お子さんの日頃からの様子をよく観察して、

お子さんの変化に気付くことが大切です。

大きな変化がなくとも、毎日のストレスのコントロールに手を貸してあげてください。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

毎年秋に婦人会で作品作りがあります。

今年は、「苔玉」を作りました。なかなかの出来と気に入っています。↓↓↓

111106_182601

 

  

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 4日 (金)

「わがまま」は、どう育つ!?

前々回「自立」の記事に関連し、ママさんたちがよく抱く疑問。

小さい子どもをどこまで怒らず、見守ればいいのか?

怒らなくていいことと、怒らなくてはいけないことの境界線がわかりませんと。

また、「怒らないとわがままな子になるのではないかと心配です。」と…

前々回記事にも少し出てきましたが、テレビが見たい、おやつを食べたい…

このようなことは、自分の欲求をコントロールするのが下手なだけで、

わがままではありません。

日常の生活の中で普段から、子どもの気持ち(心の要求)を

くみ取りながら接していれば、物欲はほとんどコントロール出来るものです。

心の要求が叶わないので物で代替えしようとしているだけなのです。

では、「わがまま」とは…文字通り「我がの思うまま」です。

子どものわがままは、親がわがままであるかどうかで決まるでしょう。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

例えば、飲食店に入るなり、食事をするテーブルの上に

我が子を寝かしておむつを替えだすママ、

誰がどう考えても、社会的なルール(常識)に反していることでしょう。

周囲は迷惑でしょう。

これは、このママのわがままな行為なのです。

親がわがままな行動を取ることが、子どもをわがままな人に育ててしまうのです。

子どもは犠牲者です。

わがままは怒る怒らないの問題ではなく、

甘やかす、甘やかさないの問題ではなく、

親がわがままかどうかという問題なのです。

親が社会的なルールを守り、周囲にある程度の気配りを持って生活していれば、

子どももまた、ルールを守り、周囲を見れる人になれます。

自分さえよければいいと社会的ルールに反し、かつ他人の

迷惑になる行為のことを「わがまま」というのです。

このように考えれば、何がわがままで何がわがままではないかが

判断がつきやすいと思います。

他人に迷惑をかける人になってほしくないと思い、

とりあえず、厳しく育てようというパパ、ママも少なくありませんが、

それでは、子どもを傷つける結果を招いてしまうので、おすすめ出来ません。

まずは、パパ、ママの普段の行為を振り返りつつ、

子どもの気持ちをくみ取りながら、思いやりを持って接して下さい。

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年10月 | トップページ | 2012年4月 »