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2011年10月19日 (水)

大切ですよ!幼児の口頭学習

以前より、幼児の脳力を伸ばすには、

沢山の経験が必要であるということをお伝えしています。

今回もそれにまつわるお話です。

幼児期に色々な経験を重ねると、口頭での質問にも上手に答えられるようになります。

これは、目の前に映像(視覚援助)がなくても、

経験によって、情報が頭に記憶されているからです。

例えば、3歳児に「お鼻の長~い大きな動物は?」と質問すると

「ぞう!」と答えるこんな場面です。

幼児期に絵本を見たり、実物を見たり、聞いたり、触れたりすることで、

どんどんと情報が増えていきます。

お手伝いや外遊び、親子での豊富な会話もそうです。

こうしたことが充分に積み重なり、幼児の口頭質問(学習)は可能になります。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

口頭学習とは、例えば「リンゴが5つあります。お母さんに2つあげました。

残りはいくつでしょう。」というように言葉だけで質問をして答えてもらう学習です。

この例は、算数の引き算ですが、言葉での表現を替えると

何通りもの引き算になります。

リンゴを鳥に替えると5つが5羽になります。

お母さんにあげたのあげたは、減ることを意味しますが減る表現は、

食べた、なくなった、飛んでいった、降りた、使った、帰った…このように状況に応じて

た~くさんの表現があります。

足し算の問題にも同じことが言えます。

全部で、合わせて、もらった、くれた、買った、遊びに来た、乗った…

このことから、ただ単に5-2=3が出来るだけでは、意味がないのです。

それぞれの言葉の違いを理解しなければいけません。

そして、その情景がイメージ出来て、何を問われているかを

理解出来ないといけません。

国語力と情緒の豊かさが問われるのです。

一般に年長さんともなるとこのような力はついてきているのです。

言葉や情緒の発達は、外遊びや多くの経験、豊かな会話から育ちます。

幼児期は、泥まみれ、傷だらけになって遊ばせてあげましょう。

そして、家庭での会話の中に自然と口頭学習が盛り込まれるといいですね。

おしゃべりが上手でも、口頭学習すると、とんちんかんな答えが返ってきたり、

わからないことをごまかすために、話をはぐらかしたりする子もいます。

後に出てくる「電線」のように名詞を案外と知らなかったということはよくあります。

こんなときは、怒ったりせずに、お子さんのどの辺がわからないのかを知って下さい。

逆に、普段あまりおしゃべりが得意でないと思っていたお子さんが

口頭学習にスラスラ答える場合もあります。大いにほめましょう。

口頭質問に答えられるか、答えられないかが問題ではないのは言うまでもありません。

そのお子さんの発達に合わせて、

持っている力を伸ばしてあげる対応をしてあげましょう。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

ある小学1年生のクラスでのこと、

「電線に鳥が7羽とまっていました。2羽飛んで行きました。

残りは何羽でしょうか?」という算数の文章問題。

このような文章だけでは、問題の意味が理解出来ない子が増えているそうです。

まず、「電線」を知らない。そんな情景見たことない。

「飛んで行った」=「減った」に結びつかない。

よって「飛んで行ったからそれがどうしたの?」という反応だそうです。

理解出来ていないという以前に、

そんなことに興味がないと言わんばかりの反応だそうです。

国語力、情緒、やる気の乏しさを感じます。

テレビやゲーム、習い事に忙しくする前に、

遊んで、会話して、お手伝いをする環境を作って欲しいと願います。

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

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