« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月30日 (日)

子どもの自立…急がば回れ!

3歳前後のお子さんを持つママさん、

身の回りの基本的なことは、自分でしてほしい、

下に兄弟がいる場合、手伝うぐらいのことをしてほしいと思うようです。

しかも、その場の状況を読んで動いてほしいと思うようです。

しかし、その反面、寝顔を見ながら、今日も沢山怒ってしまった、

たくさん無理や我慢をさせてしまったと自己嫌悪に陥るようです。

ママさんたちは、毎日の家事、育児に気持に余裕がなくなっているようです。

子どもに少しでも早く自立してほしいと期待してしまうし、

自立出来るように育てなくては…それが今の自分の役目であると思っているようです。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

沢山の経験をしてきた大人でも、余裕のない毎日、

生まれて3年前後しか経っていない子どもに

自立や手伝いを求めるのは、あまりにも不自然ではないでしょうか?

3歳前後の子どもにそんなことが出来るなら、

大人は、誰の手助けもなく、家事、育児、仕事を

こなせるだけの経験を積んできているはずということになります。

結局は、大人が子どもに甘えているということです。

そのことに気付いてほしいと思います。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

子どもに早く自立してもらおうと思うなら、

何でも一緒にしたり、求められたときには、快く手を貸すことです。

食事の時に食べさせてと求められたり、着替えを手伝ってと求められたら、

快く応じてあげましょう。

子どもは、自分ですることが辛いときもありますが、

多くは、ママにちょっと自分のことを気にかけてほしいのです。

だから、求められたときに快く「わかったよ、いいよ」と言って手を貸してあげると

子どもはご機嫌になり、すぐに、後は自分で出来ると言ったりします。

そして、それをほめると、子どもは自慢そうな顔をします。

この瞬間に子どもは「自信のかけら」を手に入れるのです。

このかけらの積み重ねが大きな自信となり、自立へとつながるのです。

また、ママが手を貸してくれているように、子どももまた、人に手を貸せる

優しさや思いやりを持った人になれるでしょう。

加えて、テレビが見たい、ゲームがしたい、おやつが食べたい、

あれを買ってほしいというようなことも、大人が困るほど言わなくなります。

心が満たされているからです。

ただし、ママが「またか、いつになったら自分でしてくれるんだろう…」

というような気持で手を貸しても、子どもは自立していきません。

ママに認められていない不安があるから、ママから離れません。

あくまでも、子どもの気持ちを認めて、「快く」手を貸してほめることがポイントです。

子どもの機嫌が悪いのは、サインであり、わがままではありません。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

このような話をすると、多くのママさんは、

子どもに申し訳ないことをしてきたと涙を流します。

多くのママさんは、素直です。

素直にこちらの助言を受け止めてくれるからこそ、涙を流すのでしょう。

このママさんの気持ちが本当に大切だとし、

この素直さが、子どもを素直な人に育てることになるのです。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

本日のテーマ

子どもに早く自立してほしいと思うならば

「急がば回れ」で、慌てず手を貸しながら子育てして下さい。

子どもは、順調に安定した心で自立していきます。

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月19日 (水)

大切ですよ!幼児の口頭学習

以前より、幼児の脳力を伸ばすには、

沢山の経験が必要であるということをお伝えしています。

今回もそれにまつわるお話です。

幼児期に色々な経験を重ねると、口頭での質問にも上手に答えられるようになります。

これは、目の前に映像(視覚援助)がなくても、

経験によって、情報が頭に記憶されているからです。

例えば、3歳児に「お鼻の長~い大きな動物は?」と質問すると

「ぞう!」と答えるこんな場面です。

幼児期に絵本を見たり、実物を見たり、聞いたり、触れたりすることで、

どんどんと情報が増えていきます。

お手伝いや外遊び、親子での豊富な会話もそうです。

こうしたことが充分に積み重なり、幼児の口頭質問(学習)は可能になります。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

口頭学習とは、例えば「リンゴが5つあります。お母さんに2つあげました。

残りはいくつでしょう。」というように言葉だけで質問をして答えてもらう学習です。

この例は、算数の引き算ですが、言葉での表現を替えると

何通りもの引き算になります。

リンゴを鳥に替えると5つが5羽になります。

お母さんにあげたのあげたは、減ることを意味しますが減る表現は、

食べた、なくなった、飛んでいった、降りた、使った、帰った…このように状況に応じて

た~くさんの表現があります。

足し算の問題にも同じことが言えます。

全部で、合わせて、もらった、くれた、買った、遊びに来た、乗った…

このことから、ただ単に5-2=3が出来るだけでは、意味がないのです。

それぞれの言葉の違いを理解しなければいけません。

そして、その情景がイメージ出来て、何を問われているかを

理解出来ないといけません。

国語力と情緒の豊かさが問われるのです。

一般に年長さんともなるとこのような力はついてきているのです。

言葉や情緒の発達は、外遊びや多くの経験、豊かな会話から育ちます。

幼児期は、泥まみれ、傷だらけになって遊ばせてあげましょう。

そして、家庭での会話の中に自然と口頭学習が盛り込まれるといいですね。

おしゃべりが上手でも、口頭学習すると、とんちんかんな答えが返ってきたり、

わからないことをごまかすために、話をはぐらかしたりする子もいます。

後に出てくる「電線」のように名詞を案外と知らなかったということはよくあります。

こんなときは、怒ったりせずに、お子さんのどの辺がわからないのかを知って下さい。

逆に、普段あまりおしゃべりが得意でないと思っていたお子さんが

口頭学習にスラスラ答える場合もあります。大いにほめましょう。

口頭質問に答えられるか、答えられないかが問題ではないのは言うまでもありません。

そのお子さんの発達に合わせて、

持っている力を伸ばしてあげる対応をしてあげましょう。

...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

ある小学1年生のクラスでのこと、

「電線に鳥が7羽とまっていました。2羽飛んで行きました。

残りは何羽でしょうか?」という算数の文章問題。

このような文章だけでは、問題の意味が理解出来ない子が増えているそうです。

まず、「電線」を知らない。そんな情景見たことない。

「飛んで行った」=「減った」に結びつかない。

よって「飛んで行ったからそれがどうしたの?」という反応だそうです。

理解出来ていないという以前に、

そんなことに興味がないと言わんばかりの反応だそうです。

国語力、情緒、やる気の乏しさを感じます。

テレビやゲーム、習い事に忙しくする前に、

遊んで、会話して、お手伝いをする環境を作って欲しいと願います。

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月18日 (火)

午前中の脳力…キーポイントは朝ごはんのおかず

全国的に「早寝、早起き、朝ごはん」の推進に力をいれている昨今。

朝ごはんが午前中の脳力に影響を与えていると言われています。

朝ごはんは、おにぎりや食パンだけでは、不十分なようです。

「大人の脳トレ」などでご存じの川島隆太先生が行った研究では、

朝ごはんを食べていかない子どもと、おにぎりやパンを食べて

いった子どもとの脳の状態を見たところ、

あまり脳の状態はかわらなかったとのことです。

一方、おかずがあり、ある程度栄養のバランスの良い朝食を

食べていった子どもの脳は、活性化して高い脳力を発揮していたそうです。

川島先生は、午前中の学習の脳力は、「おかずにかかっています」と

講演会で話しておられました。

お子さんが幼児や低学年の場合、しっかり朝食を摂ることが

まだ難しい場合があると思います。

このような時期に大切なのは、「朝食を摂る」という習慣です。

だいたい決まった時間に決まった場所に座り、

お味噌汁一口でも、ご飯一口でも、好きなおかず一口でも口にするということ大切です。

そのお子さんのペースに合わせて付き合ってあげましょう。

この習慣を付けていれば、学年が上がるにつれて、

しっかりと朝食を摂ることが出来るようになります。

我が家の娘たちは、花の女子高生ですが、朝食におかずがないと

「何にも食べる物がないannoy」と不機嫌ですsweat01

このように言われることは、喜ばしいことなんでしょうね。

頑張ってバランスの良い朝食作りに励みます!

 

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月12日 (水)

子どもを支援出来る親になれるといいですね!

前回記事で、灘高校の橋本先生のことを書きましたが、

今回は、その関連記事です。

橋本先生は、

「すぐに役立つことは、すぐに役立たたなくなる」

「自分が興味を持って掘り下げたことは、一生の財産になる」

ということをおしゃっています。

その通りだと思いますと前回書きました。

ここで、そのことに関連した1冊の本をご紹介します。

「ゆっくり じっくり スロ~ライフ教育」という本で

「福井大学教育地域科学部付属特別支援学校」に係わる

教師、保護者、大学教員で共同執筆された本です。

110724_143901

子どもたちに係わる全ての人が教育者というよりも「支援者」となっているのです。

全力で子どもを支えている様子が伝わってきます。

子どもの持てる力を信じて、その能力を出来る限り、

いかせるように支援しておられます。

「子どもが興味を持って掘り下げられること」が見つかるまで、

見守り、支援しています。

子どもを受け入れ、愛し、子どもと一緒に日々を楽しみ、勉強している姿を感じます。

子どもたちは幸せだろうなあと感じます。

灘高校の放送を見る前にこの本を読んでいたのですが、

放送を見たときに「灘高校の橋本先生の取り組みも、

福井の特別支援学校の取り組みも、どちらも同じ取り組みだ!」と感じました。

「すぐに役立つことを与える」のではなく

子どもが自分自身で何かを見つけ出すことの出来る、

そんな支援の出来る親、大人になれるといいと思います。

子どもは能力を存分に伸ばすのでしょうね。

この本は、読んでいて本当に心が温かくなります。

子どもや子どもに係わる大人たちの優しさや強さが伝わってきます。

初心に戻らせてくれる本で、子育ての基本、教育の基本が詰まっていると思います。

子育て中の方、教育関係者の方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

 

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 4日 (火)

東大合格率NO.1の灘高校の教え

灘高校の教師であった、橋本武先生のことは有名で、

テレビで紹介されたりや著書なども出版されています。

先日、テレビ番組で「灘高校東大合格率NO.1」の軌跡が放送されていました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

終戦から5年、国語の教科書は、戦争の影響で中身がほとんど黒く塗りつぶされ、

教科書としての役目を果たせない状態だったそうです。

教師たちは、どうしたものかと頭を抱えていたときに、

教師の1人であった橋本武先生が「私に任せて下さい」と言い、

「銀の匙」という1冊の小説を教科書にかえて授業をしたそうです。

これが、灘高校の教えの始まりだったようです。

この小説を通して、語彙の1つから広げられるだけ広げ、掘り下げられるだけ掘り下げ、

学びを広げられるように、橋本先生は仕向けたようです。

最初は、教師や保護者、生徒からも不安や苦情の声があったようですが、

結果、生徒たちは、学びのおもしろさを知ると同時に

知りたいという好奇心と経験と知識がどんどん深まっていったようです。

そして、滑り止めの私立高校であった灘高校は、昭和43年に

東大合格率NO.1となりました。

現在は、2人に1人が東大に合格しているそうです。

橋本先生は言います。

「すぐに役立つことは、すぐに役立たたなくなる」

「自分が興味を持って掘り下げたことは、一生の財産になる」

本当にその通りだと思います。

この教えは、勉強に限らず、現代の世の中や子育てにも

言えることではないでしょうか?

便利で物が豊になった子育て、すぐに役立つことはたくさん溢れています。

けれども大人が便利と感じることは、

子どもの本来の能力を落としていると私は感じています。

子どもに必要なことは何でしょうか?

自由と不便があれば、子どもは強くたくましく、

健康で賢い人になるのではないでしょうか。

HPにもびに来てくださいnote

http://www.mother-child.jp

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »